
特定非営利活動法人・日本メディカルハーブ協会主催・メディカルハーブ検定の協会認定の検定対応教室を随時開催しております。
テキスト・テキスト対応ハーブセットと講座(1回2時間×4回)で、料金は25,920円~(税込)で承っております。
別途、テキスト、検定対応ハーブティーキットが必要です。
サロンで販売もいたしますが、お客様ご自身でご用意いただいても構いません。
講座の開講時間等は、ご相談に応じさせていただきます。
その他に、季節にあわせた、メディカルハーブのクラフト教室も随時行っております。
詳細につきましては、ホームページ上でご案内させていただきますのでご期待ください。
生活に役立つ、メディカルハーブの活用術を順次、展開してまいります。
メディカルハーブとは?
ハーブは人の生活に役立つ植物の総称です。
「薬草」や「香草」と邦訳され、料理をはじめとして日常生活のさまざまな分野で活用されています。
その中で、ハーブに含まれている成分を健康維持のために使おうとする分野で、薬用植物そのものを示す場合もあります。
近代医学以外の主に伝統的な療法を代替療法(近代医学の代替案という意味)といいます。
その多くには健康管理や病気の予防、治療を行うときに、人の体にもともと備わっている自然治癒力を利用するという共通点があります。
これを『自然療法(ナチュロパシー)』と呼び、メディカルハーブもその一分野にあたります。
植物と人の関わりは古代人の時代から連綿と続いていますから、最も歴史がある自然療法といっても良いでしょう。
自然療法では、健康なときの人の体は全体的に一定のバランスがとれた状態になっていて、そのバランスが崩れようとした時には、元の調和した状態に戻す力が働くと考えます。
これが自然治癒力です。
つまり、病気になったときは体のバランスを元に戻す自然治癒力に働きかけます。
人を心も含めて全体的(ホリスティック)に捉え、その全体のバランスを見るといっても良いでしょう。
ここが、外からくる病気の原因や病んでいる部位だけに働きかけようとする近代医学との、一番大きな違いです。
たとえば、風邪などで高熱が出た場合、近代医学では抗生剤と解熱剤を使うのに対して、自然療法では体を温めて汗をかかせようとします。
発熱は細菌やウイルスをやっつけようとする体の反応なので、それを助けるためです。
自然治癒力に絶大の信頼を寄せるのが自然療法なのです。
近頃よく聞く“メディカルハーブ”。「今までのハーブと何か違うの?」と疑問に感じたことはないでしょうか?
実は、似ているようで少し違うのです。
辞書などを引くと、たいてい【ハーブ=香草、薬草】などと出ていますうが、メディカルハーブとは、言葉通り、ハーブの中でも特に薬効成分に注目した薬用植物のことです。
範囲も、シンプルに“薬用植物”というだけあって幅広く、お料理やアロマテラピーにも使われるミント、ラベンダー、レモンバームといった欧米生まれのものから、高麗人参や葛根といった漢方薬に使われるもの、さらには昔から日本の民間療法として親しまれているヨモギや南天なども含まれます。
その数、なんと世界で数千種類にものぼると言われています。
また、薬効も多彩です。
がんに効果があるとされるもの、血糖を下げるもの、風邪の症状をやわらげるものなどなど。
なかには医師が処方してくれるクスリと大差ないほど効果が強いものまであります。
このため、イギリスでは“ハーブ医学校”があり、卒業した人は医療ハーバリストとして活躍しているほどなのです。
また、ドイツでは、メディカルハーブのサプリメントの多くは医薬品として扱われています。
つまり、メディカルハーブは、もはや医薬品に近いものなのです